エクオールのコラム

手指の痛みやしびれ……エクオールに期待される役割とは?

平瀬雄一先生
平瀬雄一 (ひらせゆういち) 先生

1982年東京慈恵会医科大学卒業・米国サンフランシスコヘ留学。デービスメディカルセンターでProf. Harry Buncke(ハリー・バンキ教授)に師事。米国デービスメディカルセンター客員教授、慈恵医大柏病院形成外科診療医長、埼玉成恵会病院形成外科部長(埼玉手の外科研究所)を経て、2010年、四谷メディカルキューブ手の外科・マイクロサージャリーセンターのセンター長に着任し、現在に至る。日本手外科学会理事、日本手の外科学会認定専門医、日本形成外科学会認定専門医、日本マイクロサージャリー学会評議員、米国手外科学会International Memberほか。

腱鞘炎や関節痛、手のしびれ、爪変形…エクオールに期待される役割とは

女性らしい体をつくったり、自律神経のバランスを保ったりと、女性にとって大切な役割をもつ女性ホルモン「エストロゲン」。エストロゲンの分泌は、40代以降に激減してしまうことがわかっています。
そして、50代以降の女性に多い手指の痛みやしびれ、関節の変形といった症状は、手指の使い過ぎや加齢が原因だと考えられてきましたが、エストロゲンの減少が深く関わっている可能性があります。

エストロゲンの減少が引き起こす関節や腱の症状

エストロゲンの減少が手指の痛みに影響するのはなぜでしょうか? 四谷メディカルキューブ手の外科・マイクロサージャリーセンターの平瀬雄一センター長は、その原因を「関節や腱にあるエストロゲン受容体が満たされなくなるため」だと指摘します。
そもそもエストロゲンは、エストロゲン受容体と合体することで健康効果を発揮するもの。エストロゲンが減少すると関節や腱にあるエストロゲン受容体にも入らなくなり、エストロゲン効果が低下して関節や腱が腫れてしまうのです。

エストロゲンと似た働きをもつエクオール

手の痛みやしびれを伴う「手根管症候群」や「腱鞘炎」は、エストロゲンが大きく変化する時期に起こりやすくなります。そうした症状の緩和に役立つと期待されるのが、エストロゲンとよく似た働きをもつ「エクオール」です。
エクオールは、大豆や大豆製品に含まれる大豆イソフラボンが腸内細菌によって代謝されてできる成分。ただし、体内でエクオールをつくれるのは日本人の約半分だといわれています。体内で産生できない場合は、サプリメントでエクオールそのものを摂取することも可能です。

エクオール10mgの摂取が手指の不調を改善

エクオールが手指の不調にもたらす効果について、実際に行われた調査をご紹介しましょう。

前述の四谷メディカルキューブ手の外科・マイクロサージャリーセンターでは、100例以上の患者さんを対象に調査を実施。1日あたり10mgのエクオール摂取を3か月続けたところ、機能評価試験(DASH-JSSH)や痛みの計測(VAS)で7割近くの人に改善がみられています。

たとえば、半年にわたって両手のしびれと関節痛で日常生活に支障が出ていた48歳の女性は、3か月間エクオールを飲み続けたことで指の機能制限や関節の腫れや痛みが大きく改善されたとのこと。また、同時に、シミが薄くなったり、肩こりや便秘がよくなったり、髪の毛につやが増したりといった更年期症状の改善がみられました。

写真:更年期には関節の腫れや痛み、変形、指のこわばり、しびれなどの手指の不調が起きやすい

このように、50歳以降の手指の症状に対してエクオール含有食品による代替療法の効果が期待できます。
これまで手指の使いすぎや年齢のせいだと治療をあきらめていた方は、主治医や専門医に相談のうえ取りいれてみるのもよいでしょう。
※手指の症状にはリウマチなど別の原因の疾患も多くあります。まずは、手の専門医に相談することが大切です。

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