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第8回 心とカラダの免疫力/心理カウンセラー・石原加受子さんの【自己肯定感のレッスン】

緊急事態宣言、外出自粛……。不安な日々が続いています。心とカラダを守るために、簡単にできることを続けてみましょう。

ゴールにとらわれない

まだ、新型コロナウイルス感染症が終息するに至っていない中、私たちは、どんな心持ちで日々を過ごしたらいいでしょうか。機会があるたびに伝えていることがあります。それは、「ゴールをめざし過ぎない」ということです。ゴールをめざすなと言っているわけではありません。多くの人たちがプロセスよりも「結果」を重視しがちです。けれども、そうやってゴールをめざしながら結果を急いでいるとき、心理的には、焦ったり不安になったりしています。そうなれば、結果が出るまで、ネガティブな気持ちで過ごすことになります。コロナウイルスについても同様です。
第8回 心とカラダの免疫力/心理カウンセラー・石原加受子さんの【自己肯定感のレッスン】
イラスト・三好 愛

プロセスを楽しむ

山登りに例えてみましょう。はるか遠くにそびえる頂上を仰ぎ見て、「まだまだ、遠いなあ」などとつぶやけば、そのつぶやきだけでどっと疲れが押し寄せて、ため息をつきたくなってしまうでしょう。麓から山頂に至るまでの道程には、大自然のパノラマが広がっています。動植物などその自然の一つひとつを味わいながら、登っていくとしたらどうでしょうか。きっと楽しい気分で、いつの間にか山頂に達しているでしょう。

今こそポジティブチャレンジ

これと一緒です。コロナウイルス感染の終息を「いまか、いまか」と不安や恐怖を抱きながら過ごすより、いまの時間を大切に味わいながら過ごしましょう。コロナウイルスの感染防止や回復力には、“免疫力”がカギと言われています。それには、酸素と日光が必須です。心理的には、恐れや不安や焦りなどのネガティブな感情は、新陳代謝が不活発となって、免疫力を低下させます。

免疫力アップ、2つのコツ

できる範囲で、窓を開けたり、ベランダや庭に出たりして、日光浴をしましょう。そして、深呼吸をしましょう。肺を空気でいっぱいに満たしたら、いったん、息を止めます。吸い込んだ空気を全身に行き渡らせるイメージを持ってから、吐き出します。それを5、6回行いましょう。「深呼吸する」というプロセスに集中できれば、それだけで心が落ち着きます。不安や恐れも減るでしょう。こんな小さな実践が、免疫力や抵抗力を高める方法のひとつでもあるのです。
石原加受子
石原加受子(いしはら・かずこ)さん
心理カウンセラーの石原加受子さんに、不安な日々をポジティブに乗り越える方法を聞きました。
いしはら・かずこ
心理カウンセラー。心理相談研究所「オールイズワン」代表。「自分を愛し、自分を開放し、もっと楽に生きる」ことを目指す「自分中心心理学」を提唱。仕事や家族、人間関係に悩む人に向けたセミナーやカウンセリングなどを30年続けている。「誰にも言えない『さみしさ』がすっきり消える本」(SBクリエイティブ)「やっかいな人から賢く自分を守る技術」(三笠書房)など著書多数。文庫化された本や翻訳本も含めると200冊以上を出版している。日本カウンセリング学会会員。日本学校メンタルヘルス学会会員。厚生労働省認定「健康いきがいづくり」アドバイザー。
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